人は商品を選ぶときに,
①機能性
②情緒性
③記号性
で選びます。
①機能性は,まさにその商品の利便性です。
②情緒性は,ESGやエシカル消費などと言われるように,商品の利便性のみではなくフェアトレードや環境に優しいとの理由で買いたくなる性質です。
③記号性とは,いわゆるブランドです。ルイ・ヴィトンやロレックスなど,機能性や情緒性に関係なくブランドで買いたくなる性質です。
この①から③のうち,③記号性で選ばれるようにするのがブランディングです。
よくあるブランディングとして,
「人生の棚卸し」「強み」「やりたいこと」
といった視点が用いられることがあります。
ブランディングの注意点として,
「差別化」のつもりが類似化にならないように。
「他人と違うことをしたい」と他人と同じことを考えないように。
といったことが挙げられます。
ブランディングに必要なのは,
徹底的な「比較」です。
「比較」で個性が明確になり,「条件」で優劣が決まります。
そして,微差が大差になることもあります。
誰でもできることでも,誰も真似できないくらい徹底的にやることでブランド化することもあります。
まさに「継続は力なり」です。
自社のブランディングをお考えの方は,まずは徹底的に競合他社と比較してみてはいかがでしょうか。
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