退職代行「モームリ」社長ら逮捕・弁護士も書類送検

先日、退職代行サービス「モームリ」を運営する株式会社アルバトロスの代表らが、弁護士法違反(いわゆる非弁行為)の疑いで逮捕されたという報道がありました。

 

さらに今回の事件では、退職代行業者と関係を持っていた弁護士についても、書類送検されています。

この点は、一般の方だけでなく、弁護士・士業にとっても極めて重要な意味を持つ出来事です。

 

 

何が問題とされたのか?

 

報道によれば、問題とされた構図は次のとおりです。

  • 退職代行業者が

  • 退職希望者を弁護士に紹介

  • その対価として、弁護士から金銭を受領

  • 弁護士は、その紹介を受けて受任・交渉を実施

この一連の流れについて、警察は 弁護士法違反 にあたる可能性があると判断しました。

 

結果として、

  • 退職代行業者側 → 逮捕

  • 弁護士側 → 書類送検

という形で、双方が捜査対象となっています。

 

 

利用者側にもリスクがある

 

この問題は、業者や弁護士だけの話ではありません。

違法なスキームが介在している場合、

  • 場合によって交渉自体が無効と争われる

  • トラブルが長期化する

  • 結果的に余計な費用がかかる。

といったリスクを、利用者が負う可能性もあります。

「楽に辞めたい」という思いから選んだ手段が、
かえって自分を不利な立場に追い込むこともあるのです。

 

 

今回の事件は、

  • 退職代行業界の限界

  • 非弁行為の現実的リスク

  • 弁護士側も無関係ではいられないという事実

これらを社会に突きつけた出来事です。

 

 

退職という大切な場面だからこそ、
誰に何を任せるのかを、慎重に選ぶ必要があります。

 

法的な交渉が必要な場合、最初から弁護士に相談する方が、結果的に安全で確実なケースも少なくありません。